季節のご挨拶

2018年07月11日 季節のご挨拶
桔梗色に染まる 夏の元興寺

桔梗色に染まる 夏の元興寺

「桔梗は其の色に目を取られり。
 野草の中におもひかけず咲き出でたるは、田家の草の戸に、よき娘見たる心地ぞする。」
                             『百花譜』 森川許六



元興寺の桔梗(キキョウ)が、見ごろを迎えています。
四季を通して美しい花が咲き、花のお寺としても親しまれる元興寺。なかでも、6月~9月に咲く桔梗は風情があり、必見です。
桔梗の魅力は何と言ってもその色ではないでしょうか。俳人・森川許六は随筆『百花譜』の中で桔梗の色の美しさを讃え、「野草の中に咲く姿は、田舎の粗末な家の前に美しい娘を思いがけず見るようでハッとする」と言っています。

桔梗色に染まる 夏の元興寺

桔梗色に染まる 夏の元興寺

元興寺では、石塔や石佛の間に青色の花が映え、作り込まれた感じのしない自然な佇まいが、まさに「田家の草の戸に、よき娘見たる」といった風情。この青味を帯びた紫色は「桔梗色」といい、平安時代から愛されてきた色名にもなっています。
元興寺には白い桔梗もあり、こちらも清楚で美しいです。

桔梗色に染まる 夏の元興寺

元興寺に行ったらぜひ見ていただきたいものの一つが、本堂と禅室の屋根に使われている「」です。
なんとこの瓦、1400年以上も前に作られた「日本最古の瓦」。元興寺の前身は蘇我馬子が西暦588年に飛鳥に建立した「法興寺」であり、平安遷都に伴い今の場所に移設され、名前も「元興寺」となりました。移設の際、もとの法興寺の瓦を持ってきて葺いたのが、この本堂と禅室の屋根だということです。蘇我馬子や聖徳太子が活躍した時代の瓦が、今も現役で使われているということになります。

桔梗色に染まる 夏の元興寺

また、本堂に隣り合う「禅室」(上の写真、左側)も法興寺の木材を利用して建てられたもの。西暦582年に伐採された樹木が使用されているという研究結果もあり、部材の古さの点では世界最古の木造建築として名高い「法隆寺」をも凌ぐという、非常に貴重な建造物です。
世界文化遺産に登録され、見どころ多い元興寺。桔梗は、二番花も咲くので秋まで楽しめるとのことです。ホテルアジール・奈良から、ぜひお出かけください。
元興寺 観光情報>>

飛鳥にあった法興寺は、現在、明日香村で「飛鳥寺」として存続しています。
蘇我馬子が建立 日本最初の仏教寺院「飛鳥寺」>>

写真提供:寺野 敬二
撮影日時:2018年7月10日

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